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有給は、時間単位で取得できます。

有給を時間単位で取得できることは、ご存知でしょうか?

お子さんが風邪などを引いて数時間遅刻するということは、よくあることだと思います。

一般的には、半休扱いになって有給が半日なくなってしまいます。

でも1時間だけ遅刻で半日有給がなくなってしまうと、従業員さんは有給を取らなくなります。

なぜかというと突然の子供の風邪にそなえて、極力有給を使わないでとっておこうと考えるからです。

それが続くと、だんだんと従業員さんの心の中に不満がつのってきてしまいます。

毎回1時間とか少しだけ遅刻しているだけなのに、どんどん有給が減るか、あるいは有給を蓄積させておくために有給を取らないで遅刻の回数がどんどん蓄積されてしまうのです。

遅刻が蓄積されれば、もちろん基本給からマイナスされますので手取りの給料額が減ってしまいます。

こんな状態にならないために時間単で有給を使えるようにするのです。

遅刻しても時間単位で有給をとることができるなら、従業員さんはためらわずに有給をとることができます。

そもそも従業員さんは、やむを得ない事情があって遅刻するのです。ただ単に朝寝坊して遅刻する場合もあるでしょうが、それはまれだと思います。

有給を時間単位で使えるようにすることによって、従業員さんが会社に対して不満をもつ芽をとってください。

有給を時間単位で使えるようにするには、労使協定を結ぶ必要があります。

ここらへんは、社会保険労務士さんが得意です。弊事務所にご相談いただければ、信頼できる社会保険労務士さんをご紹介いたします。