今日は、金融機関が主催する勉強会に出席させていただきました。
内容は、メンタルヘルスについてでした。
職場で精神を病んでしまう人を、どうサポートしていくかというものです。
最終的には、医師やカウンセラーのような専門家にゆだねることになります。
従業員さんの心が病んでしまうと、当然仕事のパフォーマンスも落ちます。
最悪、退職ということになりますね。
従業員さんの心が健康でいられるように環境を整えるのは、会社のメリットにもなります。
また、従業員さんの心が病む一番の原因は、上司です。
上司からすると、従業員さんが悩みの種かもしれませんが・・・。
会社でリーダーのポジションにおられる方は、常に従業員の心の状態を観察する必要があります。
また症状が重い場合には、すぐに専門家に相談する方が良いです。
離職率が高い職場などは、専門家に診断していただくと改善されるかもしれません。
誰でも、人間には自尊心というものがあります。
従業員がやめれば、従業員が悪いと思う。
自分の指導が間違っていたとは、なかなか思えない。
自尊心が邪魔をするからです。
でも専門家に診断してもらうと、ゆっくりとその自尊心は取れていくかもしれません。
自分を他人の力を借りて変える。これも一つの知恵かもしれません。
人の力を借りる方が、自分自身は良い方へと導かれるようです。
自助努力をゲーテは批判しています。
自分で自分を改善できるほど、人間は強くないよ、とゲーテは言いたかったのかもしれません。