経営のコツ

インデックスファンドの投資信託がなぜ良いのか?

投資信託はネット証券からインデックスファンド型を購入すると良いというお話をしました。

インデックスファンドとは、何でしょう?インデックスファンドとは指数に入っている会社を指数の構成比率と同じ比率で保有することにより、指数に連動して動くように設計した商品です。

つまり人間が判断して運用するのでなく、一定の指数に沿った運用を機械的にしていくのです。

具体的として、 日本地域ならTOPIX(東証株価指数)、 全世界ならMSCI、 米国ならダウ平均やS&P500 などがあります。

私のお勧めは、S&P500です。理由は長くなるので、次回以降の記事で説明します。

インデックスファンドの反対がアクティブファンドです。アクティブファンドは人間があれこれ考えて運用するスタイルです。

アクティブファンドは人間が動くので、手数料も高いのです。手数料が高くても、高い運用利回りを上げてくれるならいいですよね。でも20年以上の長期でみると、アクティブファンドはインデックスファンドに99%以上勝てません。

だって冷静に考えてみてください。その投資信託(株)が上がるか、下がるかなんて、そんな未来の事は人間には予測できませんよ。

2年とかの短期的・部分的観測であればアクティブファンドの運用益がインデックスファンドを上回ることもあります。しかし20年以上の長期比較になるとインデックスファンドが絶対的に強いのです。運用利回りが高いのです。

時価が総体として上昇していくインデックスファンドに素直に連動した方がお金は確実に増えるんですね。

時価が総体として上昇することを考えれば、日本のインデックス(TOPIX)はダメなんです。理由は、日本人は気づいていない人が多いけど、もう日本は成長していく先進国ではないし、実際に時価が上昇していないのですから。アベノミクスは一時的な時価上昇であり、今後も長期的に日本株の時価が上昇するとは思えません。

とにかく人間は、機械データに勝てないことがはっきりしているんです。

そして投資信託は複利効果を期待して行いますから、長期投資が前提なんですよね。

だったら手数料が少なく、長期投資的にみて運用利回りも高いインデックスファンド型の投資信託を購入すると良いわけです。

投資信託を購入するならネット証券からインデックスファンド型が良いです。極力人間の手間のかからない商品が、解約手数料が安いだけでなく、運用利回りも高いのです。

この真実は、証券会社や銀行の人は教えてくれません。手数料が欲しいからです。証券会社の窓口や銀行経由でアクティブファンドを購入することを勧めてきます。それが最も手数料がもらえるからです。投資する側には、もっとも非効率な投資方法ですけどね。

誰も教えてくれない投資の真実でした。損得関係のない私だからこそ、真実をお伝えすることが可能です。

思考ステップをまとめます。

手数料を低くするべき → ネット証券のインデックスファンド → 複利効果は長期運用でその効果を発揮する → 長期運用ならインデックスファンド型 → 時価上昇するインデックスファンドが複利効果が高くなる → 世界的みて安定的に時価上昇するのは米国のみ → 結論:ネット証券でインデックス型の米国投資信託が最善(舩橋お勧めはS&P500)

それでは、また。