デッドラインを超えると、仕事は楽しくなる・・・これは、私の考えです。
デッドラインという言葉は、マラソンでよく使われることばですね。
マラソンをやっていると心臓がすごくえらくなってきます。しかし、すごくえらいポイントを通り越すと、心臓が慣れてしまって、反対に体が楽になってきます。
この現象が起きるポイントをデッドラインといいます。
私自身もマラソンをよくやっていましたので、このデッドラインを体で何度も体感しております。
確かにそういう現象は起きるのです。もう走るのをやめたい、もう限界だ・・・そう感じたらすぐにそこでやめてしまうのではなくて、それをもう少しだけ続けるのです。
そうすると、ふと楽になるポイントが訪れます。それが訪れれば、あとはもう楽ちんです。
仕事も同じではないかと思うんですね。すごく嫌なこと、とか、すごく面倒なことでも、もうやめたいと感じる状態がきたら、それをもう少し続けてみる。そうすると反対に楽になったり面白くなったりするのではないでしょうか。
つまり、人間というのは順応性が高いということですね。
自分の心や体をどんどん環境に順応させていく、そういう能力が人間にはあるのですね。
だから、人間というのは簡単には敗北しないものなんですね。
敗北する前に、自分を変形させて順応してしまいますから。
いやはや人間万歳。人間は、まさに強し。
そして、仕事をする場合にも、スタート段階からこのデッドラインの存在を意識して進めると自信をもって仕事を進められるのではないでしょか。
今自分がしている仕事はとてもハードだぞ、しかし、やめたくなっても頑張ろう、デッドラインを乗り切ろう、そうすれば楽しい草原がまっているぞ・・・なんて心持で仕事をスタートさせていけば、途中でめげないで強い気持ちをもって最後まで取り組めるのではないでしょうか?
デッドラインの法則・・・覚えておいてくださいね。