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社会進出したくない女性も認めるべき

女性が社会進出しなければ、日本は先進国の地位を維持できないだろう、というお話しを前回させていただきました。

そうなるとポピュラリズムにのって、社会進出しない女性はダメだ・・・なんていう人も出てきそうです。

しかし、専業主婦も大変な仕事です。

私は、子供がいるので、通常の職場で働くよりも、むしろ専業主婦の方がずっと大変なのではないかとさえ感じます。

また専業主婦でもない、働きもしない・・・そういう人さえも認める必要があると思います。そういう人はニートと言われるかもしれませんが、そうやってモラトリアムの時期を過ごすことも人間には必要だからです。

しかし、いつかは働いてほしいとは思いますけどね。

つまり女性の社会進出を考えるときは、いろいろな働く形があるということを社会が認める必要があると思うのです。

そのパターンを思いつくまま、以下に書きたいと思います。

①仕事に集中する勤務形態(夕方の5時とか6時まで働く正社員タイプ)

②ショートタイムの勤務形態(夕方の4時くらいに勤務終了するタイプ)

③アルバイト(週に3程度勤務するタイプ)

④専業主婦(働かないで子育てなどに集中するタイプ)

⑤モラトリアム(働かないでなにもしないタイプ、芸術家や研究者などはこういう時期が必要)

こんな感じで女性のタイプにもさまざまな形態があります。特に⑤のタイプの人を攻めるのは簡単なのですが、⑤のようなタイプの人も社会には必要だと私は思います。

ピカソやアインシュタインのような発明は、⑤のようなモラトリアムの時期を過ごさなければ生まれないからです。

働かないことが、必ずしも悪ではないのです。

とにかく人間にはいろいろな価値観があるので、いろいろなタイプを社会が認めなければ女性の社会進出は達成できないということですね。