女性の社会進出がさかんにうたわれております。
確かにこれだけ人口減少が進むと女性に頑張っていただく必要が出てくるとおもいますね。
日本は、先進国の中でもとりわけ女性の社会進出が遅れているようです。
女性の課長とか部長ってあまりいないですよね。
市役所などに行くと多くの女性が働いています。
全員が正社員ではないと思いますし、どのような給与形態になっているかはわかりませんが、よいことだなと感じます。
女性の仕事といえば、経理ですね。
私は、自分が経理の仕事をしていてこんなことを言うのもなんですが、経理は女性によく合っている仕事だと思います。
生来、女性は細かな仕事が向いていると思います。数字の間違いを探したり整えていくのは、とても細かな仕事で神経を使います。
むしろ男性が細かな経理の仕事を長時間できるとは、なかなか思えません。
私は男性で経理の仕事をしていますが、かなり特殊なタイプだと自分で思っています。
私は、男性のくせにずっと事務仕事をしていても平気だからです。
でも一般的には、細かな仕事は女性が得意だと感じています。
だだ女性の社会進出といっても、男性がその環境をととのえる必要があると思いますね。
男性がもっと女性を助けないといけない。
その女性を助けるべき男性が忙しすぎて、女性を助けることができない。
こうなってくると、どっちが努力すべきという議論をこえて、社会の仕組みそのものを変化させないと女性の社会進出は不可能だと感じます。
具体的には、男性の仕事も4時くらいには終了して、保育園のお向かいなどを男性がやったり、夕食の買い物や準備を男性がやらなければ女性の社会進出は無理ではないかと思います。
簡単に申しますと、男性の仕事量を女性にシフトする、これが女性の社会進出の一面だといえるかもしれません。
仮に、そういう世界が実現したとします。そうなると、男性もあまりいばってはいられなくなりますね。
俺の金で生活しているんだぞ、なんて怒る男性もいますが、そういうことが言えなくなってきますね。
文化がどういう形に変化するのか、それを受け入れる人がいるのかどうか私にはわかりませんが、男性の仕事を女性にシフトしていくことは、避けることができませんし、そうしていかなければ日本は先進国の地位を維持することは難しいでしょうね。