経理代行・マネジメント代行の良いところは、経営が悪くなったときにすぐに経営者に報告できることです。
この経営悪化というのは、自分ではなかなか気づかないんですね。
なぜかというと、お金の支出が増えて行くのは心が麻痺するからです。
これってすごく怖いことなんですよね。
お金って入ってくることはよく気付くのですが、出ていくのは不思議と気づかないんです。
ですから経営悪化に向かっている経営者の口癖は、「どうしてお金がないのか?うちの会社にお金がないはずはないでしょ」なのです。
預金の残高などが減少してきて、いろいろな支払いが滞りはじめて、初めて経営悪化に気づきだすんですね。
でも、それでは遅いのです。
早く経営悪化に気づいて、その改善をいち早くしていくことがとても重要です。
経営の改善策を見つけるのは簡単なことではありません。
どこで無駄が発生しているのかを分析しなければならないからです。
すぐに経営悪化に気づき、すぐに経営の改善策を見つける。
これができるのは、税理士だけではないかと思います。
経理代行・マネジメント代行の必要性は、このようなケースでも存在します。