建設業は、1件ごとに受注します。例えば、鈴木邸の新築を1件受注した、というようにその現場ごとに受注発生します。そのため建設業は個別原価計算という方法を採用します。
個別原価計算とは、現場にナンバーを付けて管理し、その現場ごとに何がどれくらい原価として発生したかを記録することです。会計ソフトも現場ごとに台帳を作成し、未成工事の仕訳に現場番号も入力していくことになります。
TKCのDAIC2(ダイクツー)という会計ソフトを舩橋会計は、使用しておりますが、当然そのソフト内でも現場ごとにナンバーを付して原価計算していきます。
弥生会計やフリーなどの一般的なソフトでは、この原価計算が出来ません。建設業専用の会計ソフトでなければ個別原価計算が出来ないことになります。そう考えると建設業の会計というのは、限られたソフトしか使えないですね。
たまに一般的な会計ソフトで建設業会計をしている会社を見かけます。当然、会計ソフトの中では現場台帳が作られておりません。
会計ソフトの中で仕訳を入力しながら同時進行で自動的に現場台帳を作ってくれる会計ソフトを使用しなければ、建設業はうまく会計処理が出来ないはずです。
合計でなく、現場ごとの個別原価計算をする必要があり、そのためにはそれ専用の建設業用会計ソフトを使用する必要がある、と覚えておいてください。
TKCのDAIC2は、とても使いやすいソフトで、舩橋会計なら丁寧にその操作方法をご指導させていただきます。