利益が出ていれば、資金繰りの心配はしなくていいの?

税理士に質問する社長うちの会社は、資金繰りの心配はいらないよ。だって売上から経費を引いたら絶対にプラスになる商売をしているから。知りたいのは資金繰りではなくて利益なんだよ。それでも舩橋君は、資金繰りが大切っていうのかい?

 


税理士 舩橋信治 小牧 春日井確かに利益が安定的に出ているなら、資金繰りの心配をする必要はないように思えますね。それでも資金繰り予想はした方が良いですよ。理由は、下記の3点です。

① 売上があっても、入金は3か月後など遅れることがある

②税金の支払い、と、仕入れなどの大きな経費、の支払いが重なると現金が足りなくなることがある

③ 借入金の返済や機械の購入など、経費にはならないけど、お金が出ていくことが頻繁にあるはず。つまり利益と資金繰りは別々の動きをする。

理由は、以上です。特に③は注意が必要です。私のイメージとしては、2匹の竜がいるという感じです。

利益金額を時系列に棒グラフにすると、その上下するラインは竜のように見えます。

また現金残高を時系列に棒グラフにすると同じように、そのラインは竜のように見えます。

この2匹の竜は、それぞれ別の動きをします。利益という竜が上に登れば、現金という竜が下に降りることもある。2匹の暴れる竜を正しく客観的に予想していくことが経営では大切になります。

いくら利益が安定的に出ている会社でも油断をすれば、すぐに資金繰りに困窮します。

実際に資金繰りに困っている会社は、「利益が出ているから大丈夫だ」と資金管理を放棄してしまっているような会社です。どんな状況でも資金の動きに注視することが重要です。

卓越した経営者は、利益と資金繰りの両方を注視するという複眼的な目をもっています。

舩橋会計は、資金繰り予想の出来るソフトを持っており、それをライフワークのように使用しております。

税理士 舩橋信治

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